坂本工務店:コラムSakamoto Column
2026.04.20
ライフオーガナイザーと学ぶ 暮らしやすい収納計画|vol.2
私たち坂本工務店は、広島県福山市を中心に家づくりを行っている地域密着の建築会社です。日々お客様と向き合う中で感じたことや、よくいただくご相談をもとに、家づくりに役立つ情報をお届けしています。
今回のコラムはライフオーガナイザーと学ぶ「暮らしやすい収納計画」第二弾。
WIC(ウォークインクローゼット)とLDKを中心にご紹介します。
今回の3つのポイント
1.すぐ取り出せて、すぐ元に戻せる
3."私"に合った片付け方法
前回に引き続き南海プライウッドさんの大阪ショールームにお邪魔しました。
便利な収納用品だけじゃない、楽に続けられる片付けのポイントを一緒に学んでいきましょう。
ライフオーガナイザーとは?"捨てる"から始めない片付け
ライフオーガナイザーは、片付け・整理・収納のスペシャリスト。
まず整えるのは、
・どんな暮らしがしたいのか
・何を大切にしたいのか
という"思考"です。
WIC(ウォークインクローゼット)| 広さより設計で変わる
WICでまず気づいたのは「奥行きの違い」。
・子ども服:奥行45cmで十分
・大人のジャケット:奥行60cm必要
服のサイズに合わせて設計することで、無駄なスペースがなくなります。
朝の身支度が1歩で完結する配置
正面に立つだけで、トップス・ボトムス・小物まで全て揃う配置。忙しい朝でも迷わず選べる、これはまさに「行動動線を短くした理想的な収納」です。
1帖のデスクスペースも奥行きがカギ
同じ空間内にあるワークスペース。ここでも奥行き設計が重要です。
3列のダボ穴を活用し上部棚を浅く設置することで、
・座ったときの圧迫感を軽減
・座ったまま物を探せる
収納は"広さ"より"設計"で変わると実感しました。
LDK|家族の動線に合わせた収納
リビング→あまり知られていない、あると便利なキッズスペース
リビングにキッズスペースがあることで、
・子どもの作品を飾れる
・鞄を子ども部屋に持っていかなくていい
・朝の準備を親子で一緒にできる
"家族が集まる場所に戻す場所"を作ってあげることで、自然と管理がしやすくなります。
ダイニング→30cmの奥行きが暮らしを変える
ダイニングテーブルの上が散らかる理由。それは「近くに定位置がない」から。
キッチンとダイニングの間にある奥行約30cmのカウンター。A4サイズが入る奥行と少しの高さがあるだけで、
・立ったまま使いやすく子どもを見ながら作業できる
・必要なものがすぐ手に届く範囲にある
"ほんの少しの収納"が使いやすさと散らかりにくさにつながります。
パントリー→管理のしやすさでフードロスを防ぐ
防災対策にもなる「ローリングストック」の考え方
・ローリングストック品と普段使いの併用をしながら備蓄する
・使った分だけ買い足すことで買いすぎを防ぐ
関連アイテムを一緒に収納することで「探さなくてもここにある」状態がつくれます。
キッチン収納→立てる・浮かせるという工夫
・フライパンは立てる収納
重ねるのではなく立てることで、何があるか一目で分かり、取り出しやすく戻しやすい収納に。
・シンク周りは浮かせる
キッチンペーパーやスポンジを浮かせることで、掃除も楽に。水はねしてもサッと拭けて掃除のハードルが下がります。
キッチン裏収納→"そのままでいい"収納
・エプロンは畳まずフックに掛けて収納
・お弁当のおかずカップもケースから出してそのまま収納
きれいに整えることよりも「すぐ使える」ことを優先する。
建てる前から収納を考えるという選択
多くの住宅会社では、収納の「数」や「位置」は提案されます。
しかし、
・奥行きや高さは?
・誰が使う?
・どんな動きで使う?
といった"本当に自分に合った収納方法なのか"というところまで踏み込んだ収納計画が行われるケースは実はそれほど多くありません。
これらを実現するためには、細かな寸法や間取りまでしっかりと提案できる設計力と、それを実際に形にしてくれる現場監督や大工の技術・知識・経験が重要になります。
坂本工務店では、設計力 × 現場力 × 受け継がれてきた伝統技術を掛け合わせ、お客様の暮らしに合わせたオーダーメイドの造作収納もご提案しています。
とはいえ、建てる前から収納まで考えるのは難しいと感じる方も多いと思います。
だからこそ坂本工務店では、ライフオーガナイザーの考え方も取り入れながら、お客様一人ひとりの暮らし方に寄り添った収納計画を大切にしています。
新築はもちろん、リフォームやお引越しなど、人生のさまざまなタイミングで暮らしやすい住まいづくりのお手伝いができれば嬉しいです。
自分らしい暮らしや片づけ方を、坂本工務店と一緒に形にしていきましょう。
まとめ|"私に合う収納"を見つける
今回のポイントはこの3つ。
1.すぐ取り出せて、すぐ元に戻せる
2.動線に沿った収納計画
3."私"に合った片付け方法
「これならできそう」
その感覚こそが、自分らしい収納への第一歩です。
こちらの内容はYouTubeでもご紹介しています。
【南海プライウッド 収納アイデア】ライフオーガナイザーと学ぶ!暮らしやすい収納計画part2
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