坂本工務店：コラムSakamoto Column
2025.12.09
坂本工務店が大切にする家づくりの想い｜創業90年以上の技と誠実な提案
本記事では、坂本工務店が長い歴史の中で育んできた家づくりへの想い・技術・理念を改めてご紹介します。
地域の建物を支え続けてきた技術と歴史
広島県福山市で昭和9年に創業した坂本工務店。大工の集団として始まり、昭和55年の法人化を経て、一般住宅だけでなく、お寺、神社仏閣、重要文化財まで地域の建物を支え続けてきました。
手掛けてきた代表的な建築
・神社仏閣の施工
・福寿会館の茶室の改修(茅葺き屋根の全面葺き替え)
・福山城内、重要文化財「伏見櫓」の改修
「地域の歴史や文化を守る建築」も手掛けてきた工務店だからこそ、伝統技術と現代住宅の両方に深い理解があります。
自然素材と職人の技を活かす、"本物の家づくり"
現代の住宅は多くが既製品の工業建材でつくられます。
しかし坂本工務店は
「自然素材を活かし、職人の技と知恵を組み合わせてこそ、本当に心地よい家ができる」
という考えを大切にしています。
・専属の大工が多数在籍
・現場ごとの品質差をなくすため、施工要領書,仕様書を全員に配布
・若手育成にも力を入れ、技術を継承していく
木造住宅は最終的に「大工の技」で決まります。
大工が減少する今の時代だからこそ、技術を守り育てることが地域への貢献になると考えています。
建築士が直接提案する、"暮らし方を理解した家づくり"
坂本工務店の営業担当者は、全員が1級または2級建築士を保有。
専門知識をもとに、家相、動線計画、日照・風の流れ、暮らし方まで総合的に考えた提案ができます。
・家相を考慮した間取りのアドバイス
・家事動線と生活動線を徹底的に最適化
・設計思想と実務を理解したプロ目線の提案
・パッシブ設計を前提とした高性能住宅の計画
・予算と希望のバランスを丁寧に調整し、必要なもの・不要なものをはっきり提案
「設備や素材に無駄にお金をかけず、長く心地よく暮らせる家をつくる」
これを大切にしているため、打ち合わせにも十分な時間をかけています。
"坂本工務店らしさ"を大切にした、後悔しない家づくり
坂本工務店では、家の印象を決める玄関とリビングに必ず「らしさ」を表現することを大切にしています。
自社工場があるため、既製品の半値以下で高品質な木のパーツを提供できることも強みです。
また、家づくりは迷うことが多いからこそ、私たちは"地域・家族・暮らし方に合った家がベスト"という考え方を重視しています。
設備やデザインをただ豪華にするのではなく、本当に必要なものを見極めながら、長く心地よく暮らせる住まいを一緒につくっていくこと。これこそが後悔しない家づくりのポイントだと考えています。
THE MEISTERS ― 技を未来へつなぐ坂本工務店の理念
坂本工務店が掲げる「THE MEISTERS」には、
職人の技術をもって住生活の進歩に寄与するという想いが込められています。
3つの伝統
・伝統をつくる
・伝統を伝える
・伝統をつなげる
次世代に誇れる家は、過去と未来を結ぶ"かすがい"だと考えています。
この理念を実現するために、
若手大工の育成、現場での技術指導、地域の子ども向け木工教室など、技術継承の取り組みを続けています。
木工教室は、「大工になりたい」「建築に興味がある」と思う子どもが生まれるきっかけとなるよう願っている活動です。
マイスターがつくる家は、伝統が息づく未来の暮らし。
技を守り、次の世代へつなぐことが、坂本工務店の使命です。
これからも坂本工務店は、地域の暮らしに寄り添い、
"長く愛される家づくり"を続けてまいります。
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