坂本工務店:コラムSakamoto Column
2025.07.16
新築で絶対マネしたい収納術5選
こんにちは!
広島・福山市で家づくりを手がけている坂本工務店です。
家づくりで後悔しやすいポイントのひとつに「収納計画」があります。
ついつい後回しになりがちですが、実は新築後の不満で最も多いのが「収納」に関することなんです。
今回は、そんな収納の悩みを減らし、新居での暮らしをもっと快適にするための「収納術5選」をご紹介します。
これから家づくりを始める方はもちろん、リフォームを検討中の方にも参考になる内容です。
ぜひ最後までご覧ください。
1. 壁厚を活かした「ニッチ収納」
壁の厚みを利用して作る「ニッチ収納」は、省スペースで収納力をUPできる便利なアイデアです。使い方次第で暮らしのストレスを大きく軽減できます。

キッチン編:冷蔵庫横に「情報ニッチ」
学校や習い事のプリント、献立表、クーポンなど...つい冷蔵庫に貼ってしまっていませんか?
冷蔵庫横の壁を「インフォメーションコーナー」にすれば、スッキリとした見た目に。忘れ物防止にも役立ちます。
リビング編:スイッチ類+小物収納を集約
インターホンやリモコンを集約して収納できるニッチを設けると、生活感が出にくくスッキリ。緊急時の小物もここに入れておけば「いざという時に探さない」ですみます。
玄関編:収納付きミラーで機能UP
姿見がほしいという声は多いですが、収納付きの鏡を採用すれば一石二鳥。お出かけ前の身支度もスムーズになります。
トイレ編:ペーパーストック+αのニッチ
掃除道具やトイレットペーパーの収納に困る方も多い場所。壁を凹ませるだけのニッチで見た目もスッキリ、空間を広く保てます。
洗面室編:洗面周りをきれいにキープ
歯磨き粉やドライヤーなど、洗面台の上は散らかりがち。S字フックやパイプを活用したニッチなら、見た目も使い勝手もバッチリです。
2. 子ども専用収納スペース「物の住所」を決める
おもちゃやランドセルが散らかりがちなリビング...よくある光景ですよね。
その原因のひとつは、「片付ける場所=物の住所」が決まっていないことです。
- ランドセルはキャスター付きBOXへ
- お知らせ類は引き出しにジャンル分け
- ハンカチや文房具のストックも専用スペースを
さらに、有孔ボードを活用して作品の展示スペースを作るのもおすすめです。飾った後は上部のBOXへ保管でき、思い出もスッキリ整理できます。
3. お掃除道具コーナーで「掃除もスマートに」
掃除機やモップ、粘着クリーナー...意外と置き場所に困る掃除道具たち。
一ヶ所にまとめる収納術で「使いたい時にすぐ使える」環境を整えましょう。
- 有孔ボード+フックで壁面収納
- 持ち運べる掃除道具BOXを併用
- コンセント近くで充電式掃除機の定位置に
たまにしか使わない洗剤の詰め替えなどは上部のボックス収納へ。生活感を上手に隠しながら、使いやすい動線がつくれます。
4. 通路を活かした「フック収納」
収納が難しい通路や壁の狭いスペースでも、有孔ボードを使えば立派な収納コーナーになります。
- カバンや帽子、エコバッグなど、使う頻度が高い物ほど「見える収納」に
- 掛けるだけなので出し入れもスムーズ
- 壁一面を活用すれば、見た目以上に収納力あり
埋もれてしまいがちな小物を"見える化"することで、探す時間やムダ買いを減らすことができます。
5. 奥行きを考えた「取り出しやすい棚」
収納は「入れる」だけでなく「出しやすいか」が重要です。
特に、枕棚や洗濯機上などの高所収納は、奥に置いた物が使われないまま...なんてことも。
- 奥行きが浅いL型の棚を連結して手前から取り出せるように
- 洗剤やストック品の無駄買い防止にも◎
高い位置+奥行きの深さ=取り出しにくいを解消することで、無駄なく整った収納が実現できます。
まとめ|収納は「物の住所」を決めることから
収納計画で大切なのは、あらかじめ"何を・どこに・どれだけ"収納するのかを考えておくこと。
今回ご紹介した収納術5選を参考に、お家の中に「物の住所」を決めておけば、片付けも時短になり、自然とスッキリした空間が保てます。
ぜひ後悔のない家づくりのために、今の暮らし方や持ち物を見直しながら収納計画を立ててみてくださいね。
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