坂本工務店：コラムSakamoto Column

　失敗しない！照明器具の選び方 ～プロが教える７つの種類と活用法～　

こんにちは！

広島・福山市で家づくりを手がける坂本工務店です。

家づくりの打ち合わせが進んでくると、ふと悩むのが「照明器具、どう選べばいいの？」という問題。

種類もたくさんあるし、リビングや寝室、トイレ、階段など、場所によって選び方も変わります。

「あとから暗いと感じた」「おしゃれだけど使いにくい」...そんな声も少なくありません。

今回は照明器具専業メーカー、オーデリック株式会社さんの製品をもとに、照明の基本の「き」から失敗しない選び方までをお届けします。

照明器具は、大きく分けて7つのタイプがあります。それぞれの「向いている場所」と「注意点」を知っておくと、後悔のない照明計画ができます。

1. シーリングライト

天井に直接取り付ける「基本の照明」。部屋全体を明るく照らします。
【ポイント】1台でOKな分、ホコリや虫が入りやすく、お手入れが必要です。

2. シーリングファン

天井ファン付きの照明。空気を循環させて冷暖房効率アップ。
【注意】吹き抜けには◎でも、真上にダウンライトを付けると"影が回る"失敗例も。

3. ブラケットライト

壁に取り付ける補助照明。階段や廊下、アクセントにぴったり。
【おすすめ】階段の1階部分が暗くなりがちな場合に有効。

4. ペンダントライト

吊り下げ型。ダイニングやトイレで人気ですが...
【失敗例】
・頭をぶつける
・明るすぎてトイレで目が冴える
・位置が悪くて圧迫感
【対策】トイレでは照明の高さを170〜180cmに、照度は40〜60Wに設定しましょう。

ダクトレールと併用するとダイニングテーブルの大きさや位置が変わっても調整できる。

5. スポットライト

絵や植物を照らしたり、吹き抜けの補助に便利。
【応用】ライティングダクトレールと併用すれば、後から照明の位置変更も自由自在！

6. フットライト

足元をやさしく照らす照明。夜間のトイレや廊下移動に便利。
【省エネ】センサー付きで、点灯・消灯の手間なし。

7. ダウンライト

天井に埋め込む照明。スタイリッシュだけど実は失敗も多い。
【あるある失敗】
・暗く感じる（配置ミス）
・目に入ってまぶしい
・位置変更ができない
【対策】
・明るめにして調光機能をつける
・光の方向が変えられるユニバーサル型を選ぶ
・色温度（電球色／温白色／昼白色）の混在に注意

　■ 実際にあった失敗事例　

照明は「見た目」だけで選ぶと失敗します。特に多いのは次の3つ。

1. 暗い／明るすぎる問題
   　→ 調光機能や照度計算をして対策を。
2. まぶしさ／圧迫感
   　→ 照明の位置や角度、高さに注意。
3. インテリアと調和しない
   　→ 器具の色や光の色温度も空間に影響します。

　■ プロが教える「便利な照明機能」　

◎高演色LED「R15」クラス2

自然な色を再現するLED。料理、インテリア、肌の色も美しく見える。

◎コネクテッドライティング（Bluetooth照明）

スマホやリモコン、音声で照明を操作。
・シーンごとの明るさを記憶
・フルカラーで雰囲気演出
・電気代の見える化も可能！

■ 　照明選びで「暮らしの快適さ」が変わります！　

家づくりでは照明のことをつい後回しにしがちですが、実は毎日の暮らしやすさに大きく関わるとても大切なポイントです。
一度取り付けると移動や交換が難しい照明器具もあるため、家づくりの初期段階からしっかりと計画することが大切です。

デザインの好みだけで選ぶのではなく、「明るさ」「使い勝手」「配置」などもしっかりチェック！
照明ひとつで、お部屋の雰囲気も、毎日の過ごしやすさも大きく変わります。

坂本工務店では、お客様の暮らしに合わせたプランニングを一緒に考えます。
お気軽にご相談くださいね！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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